「チームラボプラネッツTOKYODMM 、豊洲」の展示は感覚も使って作品を楽しめる。

チームラボプラネッツ東京豊洲の作品 観光
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チームラボプラネッツTOKYODMM、豊洲の展示は、超巨大な4つの作品空間と2つの庭園からなる「水に入るミュージアムと花と一体化する庭園 」。
“はだしとなって、身体ごと没入し、他者と共に世界と一体となる„がテーマのようです。
作品は約1時間ほどで見て回ることができ、いろいろな感覚の刺激を受けて楽しむことができました。2022年末の会期が2023年末に延長されたので、行かれたことのない方は参考にされてください。
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アクセス、チケット料金

■住所:東京都江東区豊洲6-1-16 teamLab Planets TOKYO

電車でのアクセスは、ゆりかもめ東京臨海新交通臨海線 新豊洲駅より 徒歩1分、市場前駅・豊洲市場より徒歩5分、東京メトロ有楽町線 豊洲駅・ららぽーと豊洲より 徒歩10分。

新豊洲駅からはすぐですが、豊洲駅からも徒歩10分程度なので歩きやすい距離でした。

チームラボプラネッツ豊洲の外観

チケット料金は

  • 大人18歳以上 3,200円
  • 大学生・専門学生 2,500円
  • 中学生・高校生 2,000円
  • 小人4~12歳 300円
  • 3歳以下無料
  • シニア65歳以上 2,400円
  • 障がい者割引 1,600円

エントランスパスは当日購入もできますが、公式サイトで事前に日時と入場時間を指定し購入しました。入場時間は30分刻みで設定されています。事前に購入する場合は変更不可なので注意が必要です。

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作品

入場後はチームラボプラネッツ東京豊洲の説明VTRを見て、ロッカールームに荷物を預けます。はだしになり、膝丈までは濡れるためハーフパンツの貸し出しもあります。私もハーフパンツを借りて更衣室で着替えました。

展示作品まではこのような薄暗い廊下を通っていきます。

チームラボプラネッツ東京豊洲の廊下

始めに水が流れてくる廊下を歩き、足を洗ってタオルで拭きます。水に濡れる作品の後はタオルの準備があります。

そのあとの作品は「やわらかいブラックホール」。巨大なクッションのような床を歩きます。歩こうとすると、足が沈み込みまっすぐ歩けないので、思わず声をだしながら出口まで歩きました。    

次の作品は「The Infinite Crystal Universe」。

点描は、点の集合で絵画表現を行ったものだが、これは、光の点の集合で立体物を創っている。光の彫刻群が、無限に広がる。

人々がスマートフォンから、自ら選んだモノを投げ込むことで、立体物が生まれ、それらの群によってこの作品空間は創られていく。空間に出現した立体物は互いに影響を受け、また、投げ込んだ場所や人々の存在にも影響を受ける。

この作品は人々によって刻々と創られていきながら、永遠に変化していく。

公式サイトより

足を踏み入れた瞬間に、見たこのない光の空間に驚きました。変化していく光の美しさを感じながら進んでいきます。

チームラボプラネッツ東京豊洲の作品

次の作品は「人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング」。

無限に広がる水面に鯉が泳いでいる。人々は水の中に入り歩く。

鯉は、水の中の人々の存在に影響を受け、また他の鯉の影響を受けながら泳ぐ。そして、鯉は、人々にぶつかると、花となって散っていく。1年を通して、咲いていく花々は季節とともに移り変わっていく。人々の存在に影響を受けて泳ぐ鯉の軌跡によって、線が描かれていく。

作品はコンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれ続けている。あらかじめ記録された映像を再生しているわけではない。全体として以前の状態が複製されることなく、鑑賞者のふるまいの影響を受けながら、変容し続ける。今この瞬間の絵は2度と見ることができない。

公式サイトより

温かいお湯に膝丈までつかり、ほんのりいい香りもします。

チームラボプラネッツ東京豊洲の作品

歩くことで水面が変化し続けるので飽きることなく楽しめました。

チームラボプラネッツ東京豊洲の作品

次の作品は「意思を持ち変容する空間、広がる立体的存在 – 平面化する3色と曖昧な9色、自由浮遊」。

空間は、自由に浮遊する光の球体によって埋め尽くされている。人々は球体をかき分け、空間の中に入っていく。色の変化の中で、空間は、球体の集合による立体と色の平面とを行き来する。球体は、人々がかき分けたり、叩いたりして衝撃を受けると、色を変化させ、色特有の音色を響かせる。そのまわりの球体は、近くの球体から、放射状に連続的に呼応し、同じ色になり同じ音色を響かせていく。
各球体が自由に移動し、どこにあったとしても、空間全体として光のふるまい(球1つを1ドットと考えた3次元的な映像表現)は維持される。そのため、集団としてふるまう光は、ひとつの立体的な存在とも言える。今回は衝撃を受けた球体を中心として球状に光が広がっていく。

そして、その立体的な存在の構成要素である球体の物理的な位置は自由であるため、人々は、立体的な存在として認識しつつ、球体をかき分け、その立体的存在の中に入っていく。浮遊する球の集合である空間の形状は、人々のふるまい(押しのけたりぶつかったり)によって変化する。また、球体の集合のもつれ具合を判断し、風と気圧変化によって、球体は、低層で高密度になったり、一斉に高層に上がったりと、空間も自ら空間の形状を変えていく。

近代以前、日本では「かさねのいろめ」という、表の色と裏の色の組み合わせ(当時の絹は薄かったので裏地が透けたため複雑な色彩となった)や、重なる色彩のグラデーションなど、曖昧な色彩に、季節の色の名前がついていた。球体は、光だからこそ発色できる曖昧な9色(水の中の光、水草のこもれび、朝焼け、朝空、たそがれ時の空、桃の実、梅の実、花菖蒲、春もみじ)と、空間を平面化する3色(青、赤、緑)の計12色の色に変化していく。

公式サイトより

地面や宙に浮いている巨大なボールの中を進んでいきます。ボールに触れることで色が変化するため、色合いを楽しみながら進みます。

チームラボプラネッツ東京豊洲の作品
チームラボプラネッツ東京豊洲の作品
チームラボプラネッツ東京豊洲の作品

次の作品は「Floating in the Falling Universe of Flowers」。

1年間の花々が、時間と共に刻々と変化しながら咲き渡る生命の宇宙が、空間に広がっている。
寝転ぶ、もしくは、座ってしばらくいると、やがて身体は浮遊し、世界と一体化していくだろう。人々は自分のスマートフォンで蝶を選択し投げ込むと、生命の宇宙に蝶が舞う。作品は、コンピューター映像よってリアルタイムで描かれ続けている。あらかじめ記録された映像を再生しているわけではない。

花は、生まれ、成長し、つぼみをつけ、花を咲かせ、やがて、花を散らせ、枯れて、死んでいく。つまり、花は、誕生と死滅を、永遠に繰り返し続ける。今この瞬間の空間は、2度と見ることができない。

公式サイトより

この作品は寝ころびながら美しい映像を楽しみました。動画では綺麗でしたが、写真では綺麗に撮影できませんでした。

ここまでがウォーターエリアです。もう水に濡れることはないため、一旦ハーフパンツを返却して着替えます。

この先はガーデンエリアです。

始めの作品は「呼応する小宇宙の苔庭 – 固形化された光の色」。日中と日没後で様子が変わるOvoid(卵形体)が、敷き詰められた苔の庭園です。

作品が輝くのは日没後のため、日中は綺麗な写真が撮れませんでした。

最後の作品は「Floating Flower Garden: 花と我と同根、庭と我と一体 」。

花々が、立体的に埋め尽くされた花の塊であり、庭園である。
空間は花々で埋め尽くされているが、人がいる場所では、花が上がっていくことで、空間が生まれる。そのため、人々は、花で埋め尽くされた塊の中を、自由な方向にゆっくりと歩き回ることができる。作品の中で、他者と出会うと、それぞれの空間はつながり、1つの空間になる。
本作は、人々が花々の中に埋没し、花と一体化する庭園である。花を近くで見続けると、花もまた人を見はじめる。その時、人は花と一体化し、はじめて花を見ていることになるのかもしれない。

本作品の花々は、ラン科の花々である。多くのラン科の植物は、土のない場所で生き、空気中から水分を吸収する。この作品の花々は、空中で生きており、日々成長しつぼみをつけ咲いていく。空中に生えているとも言える。そして、もっとも進化したランは、他の花をも圧倒する多様性を選び、その多様性によって、他の植物がいない様々なところで生きれるように進化したのだ。進化は何を選んだのか、考えさせられる。

また、ランは花粉媒介を行う特定の昆虫との共進化の例で知られており、パートナーの昆虫の行動する時間に合わせて香りが強くなる。そのため、作品空間は、朝、昼、夕、夜と、空間の香りが刻々と変わっていく。本作品のランは夜行性の昆虫がパートナーであるランが多いため、夜の超高密度のランによる香りは、圧巻である。

公式サイトより

この作品のみは人数限定で作品の中に入り写真撮影ができました。約5分ほどで交代していくようになっていました。

チームラボプラネッツ東京豊洲の作品

地面が鏡のため、花に覆われている不思議な感覚になりました。花が上下する空間で、夢中で写真撮影を楽しみました。

チームラボプラネッツ東京豊洲の作品
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まとめ

チームラボの作品を始めて体験して感動しました。視覚だけでなく嗅覚や、はだしになることで触覚などの感覚も使って作品を楽しむことができました。始めはエントランスパスの料金が少し高いかなと思いましたが、体感してみるとあっという間に時間が過ぎて大満足でした。次回はチムーラボボーダレスお台場に行ってみたいと思います。

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